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ハードディスクとディスクキャッシュ

ハードディスクのディスクキャッシュとは、アクセスが低速なハードディスクに記録されているデータの一部を高速な半導体メモリに写し、高速化することです。

ちょっとピンとこないと思いますので、具体的に説明しますね。

ハードディスクの読み書きは、磁気ディスクに読み書き用のヘッドが「機械的」に移動して情報をやりとりすることでおこなわれます。
ヘッドが移動して情報をやりとりするというところが低速になる所以ですね。
そのため、ハードディスクの情報処理の性能は、他の処理装置の性能に比べて、非常に遅いものとなってしまいますから。

その問題を少しでも改善するために役立つのが、メモリです。
ハードディスクには標準でメモリが搭載されています。
ハードディスクからファイルを読み込むとき、読み込んだデータを、一時的にメモリに貯めておくのです。
次に使うときは、そのメモリから読み込みます。

使用頻度の高いデータをメモリに置いておけば、頻繁なデータの読み出し要求があったとしても、いちいちハードディスクからデータを読み込む必要がありません。
頻繁に要求されるデータをいちいち読み込まなくて良いので、読み込み速度が飛躍的に向上することになります。

最近アクセスされたセクタの内容を残しておき、次にアクセス要求のあったときにキャッシュ内にその情報があるとします。
そのような時はディスクにアクセスせずにキャッシュから直接読み込むことにより、データ読み込み速度が飛躍的に高速化するのです。

このように、情報のデータの読み込み速度を高速化する技術や、そのために使われるメモリ上の領域のことをディスクキャッシュといいます。

ディスクキャッシュは、同じ内容を何度も読み出したり、小さなデータをたくさん書き込んだりするときに特に効果を発揮します。

ちなみに、ディスクキャッシュとは逆に、半導体メモリの容量の少なさを補うために一部のデータをハードディスクに退避する技術のことを仮想メモリと呼んでいます。

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